朝のコインランドリー

洗うものは山ほどあるんだけど

さみしい人

 

 

夜眠りにつく前どうしてもさみしい。

人と話していたらさみしくない。

永遠に誰かといることはできない。

埋まらない、足りない。

周りの人を食いつぶしそうでこわい。

 

 

という文章が残されていた。天気のよい昼間は一人でも自由に生活を享受しているけど、夜 部屋または家に独りだと途端に憂鬱になる。身動きが取れない。

明るいわたしと暗いわたしは同居していて、夜は暗い方が前に出る。どこまでも気分屋で困りものだ。お酒を飲んで人と喋ったあとでも寂しい。

隠すことが難しくなったら破滅しかないと思う。どんなに寂しくても人にぶつけてはいけないし、食いつぶしてはいけない。理性では分かっていてもきちんと実行できるか分からない。夜になると目覚める動物は獰猛で、気がついたらお腹の中。