朝のコインランドリー

洗うものは山ほどあるんだけど

2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

face up

最近悲しいことばかり書いているので明るい話をしたいと思います。何がいいかな。 芝生の話をしようと思います。 芝生に寝そべるのが好きだ。地面であればテニスコートでも、屋上でも、なんでもいいけど空が見える場所がいい。 仰向けに横たわると視界いっぱ…

動物の勘

メモ書き程度ですが、先週から色々あり忙しなく日常に追われる中、後で思い出せるように残しておきたいと思ったことを記録します。 遠くに住む父方の祖母が倒れました。延命のための緊急手術が施されましたが、意識はもう戻る見込みはないとのことです。母が…

さみしい人

夜眠りにつく前どうしてもさみしい。 人と話していたらさみしくない。 永遠に誰かといることはできない。 埋まらない、足りない。 周りの人を食いつぶしそうでこわい。 という文章が残されていた。天気のよい昼間は一人でも自由に生活を享受しているけど、夜…

空間の余白

小さな部屋の中で夏の薄掛けに包まっているとだんだんひとりであるような気がしてくる。喉の奥が詰まって苦しい。 寝ていられないほどになったので、まだ半分眠ったままの町に自転車で出ることにした。 家から歩いて行ける距離に大きな河川とそれに沿って土…

心労

心に負担がかかる瞬間がある。 良くも悪くも心が動いたりギュッと潰れるように軋む時、実際に喉の奥が痛い。首の根本と言うべきか、鎖骨の上と言うべきか。 とかく人の世は心が乱れることばかりなので、今日もギシギシと心の骨が押される。 今週は家の中にず…

覚え書き

生きている体が重い 鼻が詰まって息苦しい 生きているから苦しい

六月の薔薇

昨日はインターネットの人と会った。 最近インターネットの人と出会うことが多い。わたしがそういう機会を多く求めているからだ。 といっても、いわゆる出会い系SNSは利用せずニュートラルにツイッター経由で、フォローしている人を中心に、個別に会う約束を…

共同体の記憶

幽霊ってどういう存在だと思いますか? 実体の無い体 でも確かに存在する何か まやかしと取るか リアルと捉えるか 幽霊という言葉を聞いた時、どうしてもホラー的なイメージが先行してしまうけれど、この言葉自体は形のないものを表す時にも使用されますね。…

無題

- 言葉の出がらしになった

一度出会ったら人は人を失わない

江國香織の小説でもっとも好きな一文だ。 そう、私たちは一度会えたら永遠に別れることはないのだ。途方もない距離が二人の間に生まれても。死が二人を分かつとも。 わたしは、親しい人のふと見せる表情の不在が好きだ。何か考えている時、または何も考えて…