恋人を実家に泊めた。
わたしの地元で夜ご飯を食べていて、ちょっと別れがたくて連れて帰ったら母は何でもないように先に寝て、朝はお味噌汁を二人分よそってくれた。
使い捨てのアメニティではなく、自分が普段使っているのと同じマレーシア製の歯ブラシを渡したら、うちの家族の歯ブラシ群に恋人用の紫色のものが増えていてなんだか温かい気持ちになった。きちんとした身分を与えたようでうれしい。
会社の昼休みに、日本橋髙島屋でやっている資生堂の展示を見に行った。
赤が美しく、さまざまな光の当て方をされたオブジェクトは興味深く、30分では少し足りないくらいかもしれない。
メッセージの印刷された長方形のカードが配置されていて、一枚お取りくださいと書かれている。
メッセージごとに残り枚数に差があったのが面白かった。